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ED(勃起不全)の検査方法
ED(勃起不全)の検査方法には、主としてED診断の国際基準となっている「国際勃起機能スコア5(International Index of Erectile Function:IIEF)」という問診票によって行われます。
IIEF5では、設問に対して、自分の症状の程度に近いもの5~6つの回答から選んでいくというスタイルで、それぞれの回答には点数が割り振られています。
全5問中、回答の合計点数が21点以下の人はEDの可能性があると判断されます。
IIEF5の内容IIEF5は最近6ヶ月間での症状や意識などを問うもので、医療機関はもとより、現在ではネット上でも気軽にチェックすることが出来ます。
もしかしたらと思ったら、まずIIEF5によるチェックを行ってみると良いでしょう。
設問1.勃起を維持する自信の程度はどのくらいありましたか?
非常に低い(1点)~非常に高い(5点)まで
設問2.性的刺激による勃起の場合、何回挿入可能な勃起の硬さになりましたか?
性的刺激一度もなし(0点)~毎回またはほぼ毎日(5点)
設問3.性交中、挿入後何回勃起を維持することができましたか?
性交の試み一度もなし(0点)~毎回またはほぼ毎日(5点)
設問4.性交中に、性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難でしたか?
性交の試み一度もなし(0点)~困難でない(5点)
設問5.性交を試みた時、何回満足にできましたか?
性交の試み一度もなし(0点)~毎回またはほぼ毎日(5点)
問診結果以上の問診票により、勃起機能の状態が5つに分けられます。
22~25点・・・正常
17~21点・・・軽症
12~16点・・・中等~軽症
8~11点・・・中等症
0~7点・・・重症
21点以下、つまり軽症~に分類された人は、EDの疑いがあります。
しかし、これはあくまで目安であり、実際にEDと確定するには医療機関を受診し、然るべき検査を受ける必要があります。
IIEF5は受診するかどうかのひとつの判断基準と認識しておきましょう。
医療機関での検査方法医療機関での検査方法には、視聴覚性的刺激試験や、睡眠時勃起試験などがあります。
視聴覚性的刺激試験
視覚・聴覚・嗅覚・イメージといった大脳への性的刺激を与えることによって勃起中枢神経が正常に働くかどうかを見極めるためのテストです。
具体的には、ポルノビデオや写真などを見せ、勃起が起こるかどうか判断するというものです。
このテストの場合、目視だと細かい分析が出来ないため、最近ではリジスキャンと呼ばれる装置を使用し、陰茎周径と硬度を測定する方法が用いられるケースが増えています。
睡眠時勃起試験
健康な男性の場合、レム睡眠期に自然に勃起が起こります。
この現象は睡眠時勃起(NPT)と呼ばれ、このNPTが起こるかどうかで、機能性ED(心因性によるED)なのか品質性ED(血管や神経の障害によるED)なのかを判断します。
検査方法は、視聴覚性的刺激試験でも用いられるリジスキャンを使用したり、郵便切手を陰茎に巻いて睡眠中にミシン目が切れるかどうかをみるスタンプテストや、目盛り付きバンドを睡眠前に巻きつけ、バンドの拡張具合を見るエレクチオメーターなどの方法があります。